Rasbperry PI 4B / RasbianOSの場合の備忘録。 普通にWebサーバとして使うくらいであれば、RasbpianOSを使っておけばよい。 (と、あとからUbuntuの設定でちょっと苦労してわかった。)
サーバとして使うので、X Windowは使わない。
Raspberry Pi Imager (執筆時 1.6.2)
Ctrl + Shit + X
を押せば、WiFi、SSH許可などが設定できる。
ただし、WiFi省電力設定、HDMI接続については別途設定が必要。
WiFiの設定
pa_passphrase "SSID" "パスワード"
でパスワードをハッシュ化した設定が返ってくる。 平文のパスワードも出力されるので、そこは消して、 以下のファイルにコピペする。
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
WiFiの省電力設定OFF
無線がつながらなくなることがあるので、省電力設定は切っておく。
/etc/rc.local
iwconfig wlan0 power off
mDNS
mDNSが使える環境でかつ、同じLANならデフォルトではraspberrypi.local
でアクセスできる。
また、接続先のネットワークが変わった場合などは、以前のキャッシュが残っていてしばらくアクセスできないことがあるのでこれも注意。
DNSのキャッシュはWindowsの場合は以下でクリアできる。
ipconfig /flushdns
Android端末は標準ではmDNS対応していないので、IPアドレスでアクセスしなければならない。
HDMI出力
/boot/config.txt /boot/config.txt
から、
#hdmi_force_hotplug=1
の行のコメントアウトして、
hdmi_force_hotplug=1
に変更して保存する。
初期設定だとHDMIをつながないまま起動するとコンポジット出力になってしまって、HDMI出力がされない。 解像度とかちゃんと設定したい場合はもうちょっと追加設定が必要だが、再起動すれば適切な解像度になるのでさぼる。