IC
一般的なICは C-MOS IC。昔はバイポーラICなどもあった。
定電圧電源(安定化電源)
- 負荷に流れる電流によらず、電圧が一定になるようにする電源
- デジタル回路で電源として使われる。
- 一般の電源は、電流が増えると電圧が下がってしまうが、電圧が低下してしまうと、ICが誤動作する可能性があるため。
- スイッチングレギュレータなどが使われる
回路の保護
- ショートのリスク
- 抵抗が0になり、無限大の電流が流れようとして、回路や配線が焼損したり、最悪火災に至る。
- ヒューズ、サーキットブレーカー、自動復帰型の保護回路
HとLの規格
5Vのものと、3.3Vのものがある。
用語
- Source電流:電源の供給元
- Sink電流:端子に流れ込む電流
電子回路
ATmega328P
Arduinoで使われているチップ
最大電流値:200mA(絶対最大定格;一時的にでも超えてはならない値) 通常は、ポートあたり10mA、チップ全体でも100mA(絶対最大定格の半分)で使うことが推奨されている。
未使用の入力端子
HかLかを固定しておきたい。原則はGNDか電源に接続しておく。
プルアップ:入力端子と電源の間に抵抗を接続
入力端子の内部抵抗は高いため、電流はほとんど流れない。そのため、接続抵抗による電圧降下はおきずに入力端子の電位は電源電位と同じになる。
プルダウン:入力端子とGNDの間に抵抗を接続
入力端子の内部抵抗は高いため、電流はほとんど流れない。そのため、接続抵抗による電圧降下はおきずに入力端子の電位はGNDと同じになる。
トランジスタ
ベースへの小さな電流を制御して、エミッタからコレクタに流れる大きな電流を制御する。 (電流が増えるわけではない。)
ベース、エミッタ、コレクタの順序はデータシートをちゃんと確認する。
NPN
- ベースからエミッタへの小さな電流を制御することで、コレクタからエミッタへの(大きな)電流を制御(スイッチ)する
- ベースの電圧をHにすると、コレクタからエミッタへの電流は流れる
- ベースの電圧をLにすると、コレクタからエミッタへの電流は流れない
- 部品からGNDへの電流を制御する
PNP
- エミッタからベースへの小さな電流を制御することで、エミッタからコレクタへの(大きな)電流を制御(スイッチ)する
- ベースの電圧をLにすると、エミッタからコレクタへの電流は流れる
- ベースの電圧をHにすると、エミッタからコレクタへの電流は流れない
- 電源から部品への電流を制御する