書評:10年戦えるデータ分析入門: SQLを武器にデータ活用時代を生き抜く
気になって読んでみたらなかなかよかった。だいたい1日で大体読み切れたのもよい。
RDB/SQLの情報はだいたいOLTPを向いたものが多い中で、データ分析や活用を向いていて、内容も初歩的ではあるが実践的だと感じた。 SQL自体を解説している書籍では、網羅的だが、読むのが辛いことが多いのだが、本書は、SQL自体の使い方もデータ分析目的での説明なので、リファレンス的な本と比べて読みやすい。 さらに、SQLを使ったバッチの書き方や、SQL単体のテスト方法などもかかれていてなかなか興味深い。他の書籍ではあまりみたことがない、
とはいえ、書かれた時期がずいぶん前なので、Hadoopや商用製品周りの話は古くなっている。ゆえになつかしさがあって自分には逆によかった。
なお、著者の名前をみたことがある気がしたら、『ふつうのLinuxプログラミング』も読んでいたようだ。なかなかに良かった記憶。